【九州国際大付－広陵】八回裏広陵2死一塁、真鍋が左前打を放つ＝阪神甲子園球場で2022年3月24日、平川義之撮影

　第94回選抜高校野球大会は第6日の24日、兵庫県西宮市の阪神甲子園球場で2回戦があり、昨秋の明治神宮大会準優勝の広陵（広島）は昨秋の九州大会王者の九州国際大付（福岡）に1―4で敗れた。「2年生ビッグ4」の広陵の4番・真鍋慧（けいた）の試合後のコメントは次の通り。 【熱戦を写真で】九州国際大付vs広陵 　　　◇ 　（九州国際大付の左腕・香西について、1回戦の）敦賀気比（福井）戦後、スライダーを打つ練習だったり、低めへの目つけをしてきたが、真っすぐが思っていたよりも伸びてきたので詰まらされた。外のアウトコースの出し入れだったり、緩い変化球に苦戦した。すごく悔しいです。 　（八回の安打は）八回裏は絶対打ってやろうと思っていた。良い打球ではなかったが、いいところに落ちてくれた。それ以前の打席は狙い球を絞っていたが、来た球に対応してやろうと思っていた。緩い変化球が多いと聞いていたので、緩い変化球を狙っていたが、狙い球が全然来なかったので。 　（裏をかかれていたのか）そうですね。 　（センバツでの2試合で力を出せたか）そんなことは全然思っていません。（2試合を振り返り）自分のバッティングができなかった。チャンスでランナーを還せなかった部分が多かった。 　（3安打の）1回戦も初回のチャンスでランナーを還せなかったので、満足していない。夏までに今日の試合のような左投手の外の出し入れや、緩い変化球に対応していきたい。ランナーが出たら絶対還し、チームに貢献したい。 　（「2年生ビッグ4」の九州国際大付の4番・佐倉俠史朗について）すごい体力がある打者で、体が大きいなと思った。対応力が彼は高かった。自分も対応力をつけて、絶対にチームに貢献できる打者になりたいと思う。長打も打てて率も残せるように、逆方向に強い打球を飛ばしたい。 　（ビッグ4と呼ばれることに）注目されることはありがたいが、チームが勝つのが最優先なので、そういうのはあまり気にしないようにしています。 　◇全31試合をライブ中継 　公式サイト「センバツLIVE！」（https://mainichi.jp/koshien/senbatsu/2022）では大会期間中、全31試合を動画中継します。また、「スポーツナビ」（https://baseball.yahoo.co.jp/hsb_spring/）でも展開します。