綱取りに挑む大関・琴桜は基礎運動で調整「しっかり状態を上げていく」 クリスマスの思い出も明かす
大関・琴桜(佐渡ケ嶽)が24日、千葉・松戸市の部屋で行われた朝稽古で、大相撲初場所(来年1月12日初日、東京・両国国技館)へ向けて調整した。四股や四つの動きを確認するなどの基礎運動を行い、最後はぶつかり稽古で胸を出した。 先場所14勝1敗で初優勝を果たし、初場所は自身初の綱取りに挑む。番付発表から初日までは普段より1週多い3週間の時間があるが「その分、イベントごとも多いから、しっかり状態を上げていく」と気を引き締めた。 この日は12月24日で世間はクリスマスイブ。クリスマスの思い出には「番付発表。お相撲さんは場所に入るから、自分だけクリスマスをやっていられない」と相撲一家に生まれた宿命を口にした。欲しいプレゼントを問われると「元気な体」と答え、万全の状態で新春の土俵に上がる。(大西 健太)
報知新聞社