「生活は全く問題ない」という1人暮らしの父。年金を月に「18万円」受け取っているようですが、本当に不自由がないのか心配です…
介護が必要になったときにできること
親が1人暮らしをしていると、病気やけがが原因で介護が必要になったときに子どもが対応を考える必要があります。例えば、親が薬を飲み忘れないよう毎日電話やメールで確認したり、定期的に訪問したりなどです。 しかし、遠方に住んでおり気軽に親を訪問しにくいケースもあるでしょう。自分で直接行けないときは、訪問介護やデイサービスの利用も選択肢のひとつです。また、要介護度が高くなった場合は、有料老人ホームやグループホームなど施設への入居も検討しましょう。
親の生活が不安なときは定期的に様子を確認することが大切
65歳以上の単身無職世帯の平均支出額は月に15万7673円なので、年金を月に18万円受け取っていれば足りる計算です。しかし、受け取っている額が多くても親がきちんと生活できているか気になる方もいるでしょう。 親の様子を定期的に見ておくと、お金が本当に足りているのか、介護が必要ないのかなどを確認できます。もしお金が足りていないのであれば自分に無理のない範囲で援助したほうがよいかもしれません。 また、介護が必要なときは、度合いに応じて訪問サービスや有料老人ホームへの入居などを検討しましょう。 出典 総務省統計局 家計調査報告[家計収支編] 2023年(令和5年)平均結果の概要 II 総世帯及び単身世帯の家計収支 <参考4> 65歳以上の無職世帯の家計収支(二人以上の世帯・単身世帯)図2 65歳以上の単身無職世帯(高齢単身無職世帯)の家計収支 -2023年-(18ページ) 金融広報中央委員会 知るぽると 家計の金融行動に関する世論調査[単身世帯調査](平成19年以降) 各種分類別データ(令和5年) 統計表の番号4 金融資産保有額(金融資産を保有していない世帯を含む) 執筆者:FINANCIAL FIELD編集部 ファイナンシャルプランナー
ファイナンシャルフィールド編集部