スウィングは綺麗でも飛ばないと悩むゴルファー必見! 脚&肩甲骨を使えば飛距離は伸びる!?【水谷花那子のお悩み解決・前編】
「週刊ゴルフダイジェスト」でゴルルとして活躍する水谷花那子(気象予報士)はボールが飛ばないことに不満を抱いていた。それならばと12月31日号では、飛ばしレッスンを得意とする服部公翼プロに相談し、レッスンしてもらうことに。服部プロが言うにプラス10~20Yは十分に飛距離アップが可能とのこと。「みんなのゴルフダイジェスト」でも2回に分けてご紹介。飛ばないゴルファーにオススメのレッスン開始!【2回中1回目】 服部公翼プロが例に挙げた頭が動かないネリー・コルダのドライバー正面連続写真(撮影/Blue Sky Photos)
ゴルル水谷が飛ばない理由はダウンブロー軌道とフェースオープンが原因!
水谷 私、飛ばしたいんです! 今日はよろしくお願いします。 服部 わかりました。では、さっそく打ってみてください。 水谷 どうでしょうか? 服部 8球打ってもらいましたが、平均で165Yくらいですね。スウィングはとてもきれいですし、プラス20Yまでは飛距離を伸ばせると思います。 水谷 本当ですか。ということは185Y……。200Yは難しいでしょうか? 服部 200Yを飛ばす女性のアマチュアはかなり少数です。 水谷 そうなんですか。なぜ飛ばないんでしょうか? 服部 2つ原因があります。ひとつは、左右への体重移動が大きいことです。その結果、クラブが上から入っています(ダウンブロー軌道)。ティーアップして打つドライバーは、アッパー軌道が必須条件です。もうひとつは肩の開きが早いことです。いわゆる振り遅れ状態で、フェースが開いたままインパクトしています。これではスライスになりますし、ボールがつかまらず、飛距離も伸びません。 水谷 なるほど。その2つの原因は女性特有のものですか? 服部 いいえ。多くのアマチュアが悩む典型的な例です。とくにゴルフ歴が長いほど、その傾向は強いかもしれません。 水谷 私もゴルフ歴は長いほうですが、どういうことですか? 服部 クラブの進化が大きく影響しているんです。
飛ばない原因①
体重移動が大きい→クラブが上から入る→ダウンブロー軌道 「左右の体重移動が大きいです。テークバックで右、フォローで左というスウィングですが、そうすると軸がブレます。これが飛距離ロスの主な原因です」(服部プロ・以下同)