【大塚グルメ】シルクロードの麺料理「ラグメン」と羊肉料理が旨すぎるガチ中華『食遇・楼蘭』で一生分の羊肉を喰らい尽くす
まずは、「トマト入りラグメンのスパイシー炒め」をオーダー。強火で熱した中華鍋に次々と具材を投入して鮮やかな手つきで鍋を振りながらラグメンを仕上げていくシェフ。その動きを見ているだけで、これは絶対おいしいに決まってる! と確信できます。
具沢山のラグメンは、なんとも良い香り! 肉は羊肉です。具材にしっかり味付けした上で、強火で麺と炒め合わせているので、麺にも味がしっかりついていて一体感があります。 モチモチの麺に絡むピリ辛なトマトソースは香辛料が控えめなので、エスニック料理を食べ慣れていない人でもおいしくいただけると思います。味付けも炒め具合も絶妙で、一皿が大盛りくらいの量なのですが、一気に食べ終えてしまいました。
飲み物は牟さんおすすめの八宝茶をいただきました。中国緑茶に菊花、龍眼、クコの実など様々な漢方素材をブレンドした美容健康茶です。ジョッキに入れた茶葉にお湯を注いでいただきます。氷砂糖が入っていてほんのり甘く、爽やかな香りが楽しめます。お湯がなくなったら足してもらえば2、3回はおいしく飲めます。
絶品すぎる羊料理が続々と出てくる
さて、ここからはめくるめく羊肉料理が目白押し。まずはシンプルに羊肉を塩茹でした「手づかみで食べるラム肉」。モンゴル料理でいう「チャンスンマハ」です。この肉の量でこの価格、合ってます? と言いたいほどのコスパの良さにびっくり。牟さんによるとほぼ原価で出しているそう。 ニンニク醤油系のタレにつけていただくと、柔らかくも程よい歯応えで、いかにも「いま自分は肉を喰らっているのだ」という満足感でいっぱいになります。
続いて、「ラムスペアリブとナンの新疆風味」は、ラムのスペアリブが野菜と共に煮込まれた中華風のカレー。ラムはトロトロで口に入れた途端にとろけます! ナンでスープをすくい取って、一滴たりとも余すことなくいただきます。
ラム肉は食べたことがあっても、モツを食べたことがある人は意外と少ないのでは? この「ラム内臓ミックス炒め」は、羊のモツの多種多様な部位が香味野菜と共にピリ辛で香り高く炒められてた一品。この料理で実感したのですが、この店は炒め物が抜群においしい!