前橋育英、準決勝で東福岡と対戦 石井陽主将「準備整った」けが人、体調不良選手も“完全復活”「やっぱり勝ちたい」
第103回全国高校サッカー選手権の準決勝は11日、国立競技場で行われ、7大会ぶりに4強入りした前橋育英(群馬)は東福岡(福岡)と対戦する。 【写真】制服でリフティングする応援マネジャー月島琉衣 さすがサッカー経験者 10日は都内で約1時間半、最終調整し、取材に応じた主将の石井陽(はる、3年)は「すごい楽しみっていう気持ちもありますし、ここまで来たらやっぱり勝ちたいっていう気持ちが強い。今、チーム一丸になれているなという感じがする。体調不良の人は休んで体力も回復できて、けが人も痛いところないっていう状態。そういう選手が戻ってきてくれたっていうところはほんとにうれしいし、プラス。準備が整ったかなと思う」とチームの仕上がりに自信を示した。 決勝を懸けた相手となる東福岡は県予選を含め、ここまで7試合連続無失点と鉄壁の守備を誇る。山田耕介監督は「最後のシュートブロックとか囲い込みとか、そこはすごい。そこでどう対応できるか」と勝利のカギを挙げる。石井主将も「(前橋育英の)攻撃力を見せつけて、なおかつ、守備の力もしっかり見せつけていきたい」。強力な個と磨かれたチーム力で、7大会ぶりの優勝へと突き進む。
報知新聞社