結婚が決まり、祖母が「現金100万円」をくれました。「お祝いだから大丈夫」とのことですが、大金ですし申告などは不要なのでしょうか…?
金額に応じて贈与方法を検討したい
本記事では、結婚祝いなどで贈与する際の注意点について解説しました。暦年贈与の非課税枠内での金額を渡すのであれば、暦年贈与の方が手間は少なく済むでしょう。 暦年贈与の非課税枠を超える金額を渡す場合には、「直系尊属から結婚・子育て資金の一括贈与を受けた場合の非課税」制度を利用するとよいでしょう。その際は信託銀行をはじめとした金融機関に必要書類を含め相談してみてください。お祝いのお金を渡す側ももらう側も、気持ちよく受け渡しができるようにしたいですね。 出典 国税庁 No.4408 贈与税の計算と税率(暦年課税) 国税庁 No.4405 贈与税がかからない場合 国税庁 No.4511 直系尊属から結婚・子育て資金の一括贈与を受けた場合の非課税 執筆者:小林裕 FP1級技能士、宅地建物取引士、プライマリー・プライベートバンカー、事業承継・M&Aエキスパート
ファイナンシャルフィールド編集部