「行き渋り」「不登校」昨年、子どもの行き渋りで悩んでいた2名に、その後を聞いてみました
まとめ
01.限界だと感じたらしっかり休ませる 02.カウンセラーや精神科など専門家への相談は早めに 03.うるさく言うのは禁物。話せる状態になるまで待つ
【Afterwards】行き渋りはないけれど、早退したことも。教育支援センターに利用申請を
お話を伺ったのは…元LEE100人隊 ツナさん(長男 現在小学4年生) 夫、小学4年生の息子の3人家族。昨年、LEEwebのブログに息子の行き渋り体験談を投稿し反響が。現在はLEE100人隊を卒業。
LEE2023年10月号より。小3で行き渋り、2日間学校を休んだ息子さん。記事には、親としてモヤモヤが募ることや、家での過ごし方に悩む率直な思いが。
学校からは頻繁に電話が。将来的に学校に行かない選択も
小3で行き渋り、2日間学校を休んだツナさんの息子さん。その後、行き渋ることはなかったそう。 「ただ、息子には発達の特性があって、昨年度は学校で感情が高ぶると、私に連絡が来て早退していたことも。もしかしたらまた行き渋ることもあるかもしれないので準備はしておきたいと思い、自治体の“教育支援センター”の存在を知り利用申請を。自治体ごとに活動内容や利用方法は異なりますが、うちの地域では不登校児が通える、学校でも家でもない居場所という位置づけ。一度クラスでトラブルがあって学校を休んだことがあり、その際に行ってみました。勉強をしたり、終わればゲームをしたりとみんな自由に過ごしていて、息子も楽しそうでした」 また、進学に向けてリサーチも。 「地域に登校と在宅を選べる通信制学校があると聞いて、いろいろと調べています。子どもの興味関心を優先して、将来的にはポジティブに学校に行かない選択をしてもいいと思っています」 「支援センターにはドリルを持参。少人数制で職員さんの目が行き届くので、勉強も見てもらえます」(ツナさん)
まとめ
01.早退が多かった時期も。行き渋りにも備えを 02.いざというときのために教育支援センターに登録 03.学校に行かなくてもいい。ポジティブに心構えを Staff Credit 取材・原文/野々山 幸(TAPE) こちらは2024年LEE10月号(9/6発売)「「行き渋り」「不登校」その後の選択」に掲載の記事です。