【福岡ボート・一般】3大特選は別物
<3日・福岡ボート・初日> 同じ一般戦のカテゴリーとはいえ、地元の強豪が集う3大特選(新春開運、どんたく、お盆)はレベルが高く、通常の一般戦とは別物。そこで、傾向を探るべく直近10回の3大特選のコース別1着率を見てみましょう。 【ボートレース】獲得賞金ランキング(全体・女子) 12月31日23時0分現在【表】 バラつきはありますが、総じてインの1着率は高くなく、3大特選は普段の一般戦と比較するとイン受難の傾向なのが分かります。もちろん、以前の減音エンジン時代よりインの1着率は上がっていますが、現在の低出力型エンジン時代の平均値からすれば低めなのは一目瞭然です。 しかも、11月末の一般戦とGⅠ周年記念は節間のイン1着率が70%を超える強烈なイン主導でしたが、直前の歳末特選は50.0%と大きく下がりました。直近5節で見ても、70%を超えた2節以外は40%台後半や50%台前半とイン1着率は高くなく、70%を超えた2節がレアケースだったと考えるのが妥当でしょう。
初日は逃げが幅を利かせましたが、この表を見る限りその傾向が続くかはまゆつば物。3大特選の決まり手はまくりが明らかに幅を利かせているので、2日目以降は良機を手にしたまくるタイプの選手の評価を上げた方が賢明です。