検見川が快挙!強豪・日体大柏を下し初の決勝進出&関東大会初出場
公式記録では日体大柏のシュート数が17本だったのに対し検見川は4本。検見川守備陣は4倍以上のシュートを浴びながら、最後まで集中を切らさず、日体大柏の猛攻を凌ぎ切った。 「相手が格上なのはわかっていたので、どんなに苦しい時間でも声を掛け合って自分がサボれない空気を作れていました」(GK菅原)「僕たちはチャレンジャー。後半も守りに入らず攻める意思を共有しました」(FW盛合) 守勢が続く中でも、ここぞというところを逃さない検見川の集中力と一体感。押し込まれているように見えても、検見川イレブンは常に攻めの気持ちを持ち続けた。その愚直で強気な姿勢が生んだ2ゴール。前半終了間際にCKから1点差に詰め寄られるも、後半も気持ちが切れることなく戦い続け、最後までこのリードを保ちながら歓喜のホイッスルを迎えた。 試合後には嬉し涙も流した秋山大樹監督は「前回の試合に続いて(準々決勝の八千代戦)、チャレンジがないと戦えない相手なので、そこに向かって選手たちが一生懸命戦って走ってくれた。彼らが普段の練習から真面目に実直にやってきて、"簡単に負けるほど弱くないぞ"と自分たちなりのプライドを持てるようにやってきたおかげ。応援も沢山来てもらってありがたかったです」と快挙を成し遂げた選手たちを讃え、応援に駆け付けた人々に感謝した。 準決勝を勝ち抜いた検見川は6日に習志野と決勝を戦い、5月25日から千葉県内で行われる関東大会に出場する。 (文・写真=会田健司)