約3割の人が悩む乾燥肌、うるおいを逃がさないニベアボディ初の「吸着浸潤処方」の実力
ー医薬部外品である『ニベア リペアエキスパート』シリーズには、抗炎症成分のほか、さまざまなうるおい成分が採用されていますが、これらの成分を選択された背景をお聞かせください。 増永: 『ニベア リペアエキスパート』シリーズは、長年に渡り多くのボディケア商品を日本の生活者の為に提供してきた知見・経験を基に処方設計しました。 皮膚のバリア機能が低下していると乾燥しやすくなり、乾燥により皮膚のバリア機能が低下すると、外部からのわずかな刺激でも、炎症を起こしやすくなります。 有効成分として、乾燥肌用の『薬用ボディミルク』にはグリチルリチン酸ジカリウム、超乾燥肌用の『薬用エクストラボディミルク』にはグリチルレチン酸ステアリルを配合しています。それぞれの抗炎症成分は、乾燥悩みの深刻度に合わせて選びました。 これらの抗炎症成分を用いて、『薬用ボディミルク』は粉吹き乾燥予防、『薬用エクストラボディミルク』は肌荒れ・ひび予防に対応しています。 また肌を保護する膜をつくり、外部刺激から肌を守りながら肌のうるおいが逃げるのを防ぐ目的では、高精製オリーブ油、ワセリン等を採用しました。角層のうるおいを保つ成分としては異性化糖、セラミドE、高純度グリセリンなどを用いています。
ボディの乾燥悩み解決のためには、通年のケア習慣が必要
ーボディケアはとくに秋冬にニーズが高まる印象があるのですが、御社の知見から、春夏もボディケアは必要だと考えられますか? 石川: 秋冬の市場が大きいのが実情ですが、当社としては通年のボディケアを提案したいと考えています。近年は酷暑が続き、エアコンが効いた室内で過ごすことが多くなっていますよね。エアコンによる肌の乾燥も起こりやすい環境になっています。 さらに夏は紫外線による肌へのダメージも懸念されますし、とくに都市部はヒートアイランド現象により、気温が上がる一方で湿度は下がる傾向があります。急な寒暖差も血行不良の要因の一つで、肌荒れのリスクが上がるといわれています。 乾燥が気になる秋冬のような過酷なシーズンだけボディケアをするのではなく、シーズン前にも十分保湿ケアをすれば、肌の乾燥リスクを抑えることもできます。通年のボディケアも、習慣化されるとよいと思っています。 ー御社の知見から、普通肌、乾燥肌、超乾燥肌、それぞれに必要なボディケアを教えてください。 増永: 空気に触れている部分の肌は、乾燥しやすいです。衣服で覆われている部分であっても、実は肌は摩擦による刺激を受けています。季節やそのときの肌状態、お好みの使用感などが、自分にあった保湿ケアを続けることが大切です。 肌タイプ別のケアポイントとしては、普通肌の場合、水分を保持して逃がさないことが重要。うるおい保持力が弱まらないようにする保湿ケアが必要です。 乾燥肌は、水分を保持する力が弱まっている肌。うるおいを保つ処方のアイテムを取り入れるのがおすすめです。 超乾燥肌は水分を保持する力が弱まっているうえに水分が乏しい状態なので、うるおいを保ち逃がさないアイテムでしっかりうるおいを与えて守りましょう。 どんな肌でも、強い力でこすったり、紫外線ケアをしなかったり、不摂生はよくありません。健康的な生活習慣と通年のボディケアをおこなってみてください。 乾燥肌、超乾燥肌といった肌の悩みに合わせて選ぶことができる高機能ボディミルク 『ニベア リペアエキスパート』シリーズ。筆者も使ってみたところ、とくに乾燥していたかかとやすねがなめらかに整い、うるおった状態をキープできている。ニベア花王が提案する乾燥肌対策を、ぜひ取り入れてみてほしい。