【動画解説】台風5号 来週前半 東北上陸のおそれ お盆後半は新たな熱帯低気圧が北上
台風5号は来週12日（月）頃に、東北に上陸するおそれがあります。また、来週は日本の南に新たな熱帯低気圧が発生する見込みで、その動向にも注意が必要です。
台風5号は暴風域を伴ったまま、週末に関東の東海上を北上する見込みです。すでに関東の沿岸など太平洋側では波の影響が出ているため、海のレジャーは注意が必要です。その後、台風5号は来週前半に日本の東にある太平洋高気圧に押し流されるようにして東北に接近し、上陸するおそれがあります。
あす10日（土）はにわか雨の範囲が狭いですが、あさって11日（日）になると、台風外側の雨雲が関東の沿岸や東北の太平洋側にかかる見込みです。12日（月）になると台風本体の活発な雨雲が東北南部にかかり、東北では1時間に50ミリ以上の非常に激しい雨が降るでしょう。活発な雨雲が東北北部にずれる予想もあるので、今後も最新の情報をご確認ください。
東京はあす10日（土）夜遅い時間帯と11日（日）、12日（月）はにわか雨があるでしょう。一方、東海から西日本にかけては35℃以上の連日の猛暑日がまだまだ続く見込みです。
また、来週は新たな熱帯低気圧が発生し、来週後半に本州付近に北上する予想もあります。まだ、西日本から東日本にかけてと北上する予想の幅が広いですが、今後の動向に注意が必要です。 (気象予報士・内藤俊太郎)
