スペイン代表初招集のバルセロナMFカサド、衝撃的な適応ぶり…スペイン紙「頭の回転が凄まじい。天井知らずの才能だ」| ラ・リーガ
今回のインターナショナルウィークでスペインのフル代表に初招集されたMFマルク・カサド(21)。代表チームでも、バルセロナで見せている輝きは一切失われることがなかった。 バルセロナの下部組織出身選手カサドは、今季ハンジ・フリック監督率いる同クラブのトップチームで躍動。これを受けてスペインのフル代表に初招集されたが、途中出場からデビューを果たした15日のデンマーク戦(2-1)、先発フル出場だった18日のスイス戦(3-2)のどちらでも高パフォーマンスを披露している。 フル代表を率いるルイス・デ・ラ・フエンテ監督もカサドの才能を絶賛。「マルクは1試合半プレーしたが、まるでベテランのようにプレーする」「自信や確実性、状況のコントロール……彼のプレーはあまりに成熟しており、私は驚きっぱなしだよ」などと語っている。 スペインメディアもカサドがフル代表で見せたプレーを称賛する。スペイン『アス』のハビエル・シジェス副編集長は、カサドが同チームのプレースタイルに完全に適応する選手との見解を示した。 「スペイン代表が成功を収めている理由は、コレクティブなプレーのポテンシャルの高さゆえだ。そして、新たに仲間入りを果たしたのがマルク・カサドである」 「必要とされるプレーをすぐに解釈できる頭の回転の速さ、守備する上でのメンタリティーの強さ、ビルドアップ能力の高さ……それらの要素は彼の才能が天井知らずであることを物語っている」 「スイス戦で、カサドはゲームを支配した。デュエルではほとんど負け知らずで(12回中11回に勝利)、ペドリやウィングを狙ってラインを破るパスを通していた」 バルセロナ、スペイン代表の伝説的存在MFセルヒオ・ブスケツの後継者と目されるカサドだが、一体どこまで飛躍するのだろうか。