石破首相、街頭演説で「選挙が暴力で破壊されないよう万全尽くす」 自民党本部に火炎瓶
石破茂首相は19日、鹿児島県薩摩川内市で街頭演説し、同日朝に東京・永田町の自民党本部付近に火炎瓶のようなものが投げ込まれ、首相官邸前の柵に車が突っ込んだ事件を受け、「民主主義が暴力に屈することがあっては絶対にならない」と語った。 【写真】首相官邸前の柵に突っ込んだ車 首相は「この選挙が暴力によって破壊されることがないよう、何よりも国民、市民の安全、安心がきちんと守れるように万全を尽くしていく」とも語った。 選挙期間中の襲撃事件では、令和4年7月の参院選で安倍晋三元首相が奈良市内で銃撃されて死亡。5年4月の衆院補欠選挙でも和歌山市内の岸田文雄前首相の演説会場に爆発物が投げ込まれる事件が起きた。