佐々木朗希ポスティング手続きに「最大の懸念は耐久性」「日本のスーパースター」米メディア反応
ロッテが9日、佐々木朗希投手(23)のメジャー移籍に向けたポスティング手続きを開始したと発表したことを受け、米メディアも早速反応した。 現地時間では深夜ながら、米FOXスポーツは「千葉ロッテマリーンズによると、球団は佐々木朗希投手の今冬のポスティング手続きを開始すると発表した」とXで速報。専門局MLBネットワークもXで「日本のスーパースター、佐々木朗希が今オフにポスティングされる」と伝えた。ESPNはトップページで報じ「令和の怪物」と呼ばれていることも紹介。一方で「最大の懸念は耐久性。22年の129回1/3が自己最多で、今季は右腕や脇腹の故障で18登板にとどまった」とリポートしている。 ドジャース専門メディア「Dodgers Nation」のノア・カムラス記者は、ロッテの公式Xのポストを引用し「佐々木朗希が千葉ロッテマリーンズからポスティングされる。23歳の投手は史上最高の投手プロスペクトの1人であり、インターナショナル・ボーナスプール(海外FA選手に適用される契約金の枠)内の契約金のマイナー契約でしか契約できない。ドジャースが最有力候補とみられている」と伝えた。 佐々木の去就はMLB球団や米メディアからも大きな注目を浴びており、ポスティング容認はFA市場にも大きな影響を与える可能性がある。今オフのFAランキングではESPNが2位、専門メディア「アスレチック」は6位に佐々木を位置付けている。