堺で「古墳サミット」開催 日本独自の魅力を紹介
堺市は26日、「G7大阪・堺貿易大臣会合開催記念古墳サミット」を開催した。世界遺産「百舌鳥・古市古墳群(堺市など)」が所在する3自治体の首長や、欧米の墳墓の研究者が参加。海外の墳墓と国内の古墳を比較し、日本独自の魅力を発信した。 研究者による講演では、フランスや米国などの古墳を紹介。フランス国立東洋言語文化大のロラン・ネスプルス准教授は、日本の古墳が巨大なモニュメントであり、墓としての機能も有していると指摘。その上で「欧州における大聖堂の役割と機能が似ている」と話した。 市は2020年から古墳サミットを開催し、大阪、関西、日本全国と規模を拡大してきた。