【パリ五輪『完全ガイド』】《競泳》復活を期す“天才”池江璃花子が「メダルを獲れるこれだけの理由」
〈7月27日から幕を開ける『パリ五輪』。史上最多58個のメダルに輝いた東京五輪に続き、今大会もメダルが期待される競技が目白押しだ。注目競技の見どころを、レジェンドたちに徹底取材。日の丸アスリートのメダルラッシュに酔いしれよう!〉 【熱愛現場】バスケ界NO.1イケメン河村勇輝のお相手「アイドル練習生」素顔写真…! ◆池江璃花子(24) 女子100mバタフライ予選 7月27日18:00~(NHK総合→Eテレ) 決勝 7月29日3:40~(未定) 女子4×100mメドレーリレー予選 8月3日18:00~(未定) 決勝 8月5日2:26~(NHK総合) 「病気を克服して、個人種目で五輪出場を決めたこと自体が快挙です。まずは自己ベストを目指して泳ぎ切ってほしいと思います」 後輩の偉業を称えるのは、リオ五輪女子4×100mリレーで池江とチームメイトだった松本弥生氏だ。 「池江選手は決勝に照準を合わせるのが上手い。彼女と同じレースに出た時、予選で『もう限界』と言っていたのに、決勝でタイムを2秒近く縮めたことがありました。大会直前までオーストラリアで強豪選手と練習を重ねて、気持ちも乗っているはず」 本人は「決勝進出が目標」と語るが、”その先”も当然狙っているはずだ。 ◆本多 灯(ともる)(22) 男子200mバタフライ予選 7月30日18:00~(未定) 決勝 8月1日3:36~(NHK総合) 東京五輪で銀メダルを獲得した本多の最大の武器は「ラスト50mの追い込み」だ。 「ラストの強さはそのままに、全体的なスピード強化に取り組んできた。ライバルのクリストフ・ミラーク選手(24)は不調による休養明け。本多選手が持ち味を出せれば、金メダル獲得もあると思います」(ロンドン五輪男子400mリレー銀メダリストの藤井拓郎氏) 初の頂へ、道筋はハッキリ見えている。 ◆鈴木聡美(33) 女子100m平泳ぎ予選 7月28日18:00~(未定) 決勝 7月30日4:25~(未定) 女子200m平泳ぎ予選 7月31日18:00~(日本テレビ系列) 決勝 8月2日4:04~(未定) 鈴木は今年3月、自己ベストを更新。前出の藤井氏も期待大だ。 「水泳選手としては珍しく、一貫して同じ環境で練習を積んできたのが吉と出た。ベテランの勝負強さを発揮し、メダル争いに十分絡んでくるでしょう」 東京五輪落選を糧に、逆襲が始まる。 ◆大橋悠依(28) 女子200m個人メドレー予選 8月2日18:00~(未定) 決勝 8月4日4:01~(NHK総合) 「今回、スペインでの高地トレーニングなど、覚悟を持って準備してきました。大橋選手本人も『集大成』と言っている。悔いなく大会を終えてほしいです」(前出・松本氏) 東京五輪以来、記録が出ずにもがいてきた。大舞台で出し切りたい。 『FRIDAY』2024年8月9日号より
FRIDAYデジタル