相馬勇紀が名古屋を救う復帰弾! 湘南はルキアン3発で10人の磐田に大勝/J1第23節
2024明治安田J1リーグ第23節が13日と14日に行われた。 4連敗中だった名古屋グランパスは、ホームに柏レイソルを迎えた一戦、7分にマテウス・サヴィオの先制ゴールを許して追いかける展開となる。それでも54分、ポルトガルへの期限付き移籍から復帰した相馬勇紀が値千金の同点ゴール。56分には山岸祐也が移籍後リーグ戦初ゴールを挙げて逆転し、名古屋は8試合ぶりの白星を掴んだ。 【ゴール動画】名古屋に帰還の相馬勇紀、チームを8試合ぶり勝利に導く同点弾! 横浜F・マリノスもトンネルを抜け出して5試合ぶり白星。鹿島アントラーズとの伝統の一戦、29分にセットプレーで鹿島の先制を許したものの、前半終了間際に相手のミスを突いて天野純が試合を振り出しに戻す。さらに51分にコーナーキックからエドゥアルドが逆転ゴールを挙げると、71分にエウベルがミドルシュートを突き刺してリードを広げる。最後は植中朝日がトドメを刺し、横浜FMが4-1で逆転勝利した。 首位FC町田ゼルビアは、敵地で東京ヴェルディと対戦。6分に鈴木準弥の高速クロスが相手のオウンゴールを誘って先制した町田は、後半に東京Vの反撃を受けたものの、守護神・谷晃生の好セーブが光って逃げ切り成功。町田は3連勝を達成した。 ガンバ大阪は坂本一彩とイッサム・ジェバリのゴールでサガン鳥栖を撃破。G大阪は2連勝で町田との勝ち点差「5」をキープし、鹿島をかわして2位に浮上した。 ホームにアビスパ福岡を迎えたサンフレッチェ広島は、7日に入籍を報告した大橋祐紀の今季リーグ戦10ゴール目で60分に先制。このゴールが決勝点となり、広島は4試合ぶり白星、福岡は2連敗となった。 湘南ベルマーレvsジュビロ磐田は、20分にリカルド・グラッサが退場して磐田が10人での戦いを強いられる。数的有利を得た湘南は、ルキアンの2ゴールと池田昌生の得点で前半だけで3点を先行。後半開始早々にルキアンがハットトリックを達成すると、75分に根本凌がトドメの5点目を奪い、湘南は5-0の大勝で2連勝となった。 川崎フロンターレvsセレッソ大阪は、36分にスルーパスの抜け出しからマルシーニョがゴールネットを揺らして川崎Fが先制。しかし77分、ヴィトール・ブエノが折り返しに合わせてC大阪が追いつく。川崎Fはその直後に小林悠がゴールネットを揺らしたが、VARの介入により取り消され、1-1で決着した。川崎Fは5試合連続、C大阪は2試合連続のドローとなった。 最下位の北海道コンサドーレ札幌は、ホームでヴィッセル神戸と対戦。39分に青木亮太がチームにとって6試合ぶりのゴールを挙げて先制したものの、後半開始早々に大迫勇也の3試合連続ゴールを許して追い付かれる。札幌は75分にPKを獲得したものの、キッカーの鈴木武蔵が失敗して勝ち越しのチャンスを逃した。札幌の連敗は「8」で止まったものの、5月15日の磐田戦以来となる白星は掴めなかった。 FC東京は『国立競技場』を舞台にアルビレックス新潟と対戦し、6分に遠藤渓太が見事な独走ゴールを決めて先制に成功する。後半は新潟に押し込まれる時間が続いたものの、78分に野澤零温のJ1初ゴールでリードを広げ、FC東京が2-0で完封勝利。FC東京は3試合ぶりの勝利を掴み、海外移籍に向けた準備のためにチームを離脱する松木玖生のラストマッチに花を添えた。なお、入場者数は「5万7885」人を記録し、FC東京のクラブ史上ホーム最多入場者数、新設後の国立競技場におけるJ1リーグ戦での最多入場者数を更新した。 今節の試合結果と順位表、次節の対戦カードは以下の通り。