サツマイモは買って少し寝かせると甘味アップ。皮ごと調理がおすすめ
秋の食材の代表格のサツマイモ。焼いてそのまま食べても、おかずにしても合いますよね。ちょうど今頃が収穫期というサツマイモ、農家の娘として旬レシピを発信しているセリナさん(インスタグラムのフォロワー4.7万人)に見極め方や、今ぴったりのレシピについて教えてもらいました。 【写真】サツマイモは細く長く千切りにします
おいしいサツマイモの選び方
サツマイモを買う際は、皮の色が均一できれいなもの、表面に傷が少ないものを選んでください。じつは表面に傷があると痛みやすいのです。 また、サツマイモの表面にヒゲ根が出ている場合は、固くないか確認することもポイント。固い場合は、中身が筋っぽい可能性もあります。サツマイモの切り口(上下)の部分に蜜が出ているものは、糖度が高い証拠なので、ぜひ覚えてみてくださいね。
●甘さがイマイチだったら、寝かせてみて
サツマイモの収穫は9~11月がピークですが、じつは収穫したては甘さがイマイチ。収穫後は、じっくりと寝かせることで甘みが増して、食べごろになります。 スーパーなどでは熟成されたものが並んでいると思いますが、もし甘さがイマイチな場合は少し寝かせてみると甘くなるかもしれませんよ。新聞紙で包み、常温よりも涼しい場所で寝かせてみてください。 また、サツマイモの皮には栄養がたくさん含まれているので、皮ごと食べるのがおすすめです。
●シャキシャキ!サツマイモのキンピラ
【材料(4人分)】 ・サツマイモ 400g ・ゴマ油 適量(大2くらい) ・黒ゴマ 適量 ・A[しょうゆ大さじ2~3 酒、みりん大さじ2 はちみつ大さじ1]
【つくり方】
(1)サツマイモはよく洗い、皮ごとスライサーで千切りにする。できるだけ長くなるようにスライスする。 (2)千切りをしたサツマイモは水に晒し、2~3回水を入れ替え、水気をきる。 (3)フライパンにゴマ油を引き、サツマイモを入れて炒める。 (4)サツマイモが少し透明になってきたらAを加えて、全体が透明になるまで炒め完成。お好みで黒ゴマをかける。
農家の娘 セリナ