マカオの路上で女子学生の下半身触る…30代フィリピン人の男逮捕
マカオ治安警察局は12月4日、マカオ半島北西部の沙梨頭エリアにある路上で女子学生(成年)に対するセクシャルハラスメント行為によりマカオで就労する30代のフィリピン人の男を逮捕したと発表。 同局によれば、前月(11月)28日未明、女子学生が友人女性と歩いていた際、対向して歩いてきた男に肩が当てられるとともに下半身のプライベートゾーンを触られる被害に遭い、同行の友人とともに相手の制止を試みたが、足早に通りを横切ってバスに乗って逃走を図ったことから、同局へ通報したとのこと。 通報を受けた同局が「天眼」と呼ばれる公共エリアの監視システムを活用して容疑者の男の身元を特定し、12月2日に事件発生現場に近い高士徳エリアで男を発見、逮捕に成功したという。 男は同局の調べに対し、当夜は酒を飲んでいたとした上、現場を通りがかったことは認めたが、女子学生に対するセクシャルハラスメント行為については否認。ただし、同局では捜査で得られた証拠から、男がセクシャルハラスメント罪に触れる行為をしたことは明らかとし、検察院送致する方針とした。