23選手に戦力外の鷹、5選手と育成契約 組閣発表から7日で異例の配置転換も…19日の去就
“藤川阪神”は新外国人右腕のネルソン獲得と発表
ソフトバンクは19日に戦力外だった5選手と育成契約を結んだ。さらに組閣発表からわずか7日でコーチ陣の配置転換も発表した。阪神では新助っ人獲得など、この日の去就をまとめる。 【画像】契約更改で顔を真っ赤して激怒…ダウン提示に納得がいかない選手 このオフ23人に戦力外を通告したソフトバンクは澤柳亮太郎投手、風間球打投手、田上奏大投手、生海外野手、川原田純平内野手と育成選手契約を締結したことを発表。風間はノースアジア大明桜高(秋田)から2021年ドラフト1位で入団。背番号「1」を与えられるなど球団の期待は大きかったが、入団3年間で1軍登板なしに終わった。 2023年ドラフト5位で入団した澤柳は9月4日には「右肘関節内側側副靭帯再建術(通称トミー・ジョン手術)および右肘頭骨接合術」を受けた。生海(いくみ、本名・甲斐生海)は九州国際大付高から東北福祉大を経て2022年ドラフト3位で入団。今年1月の自主トレ中に起きた打球事故の影響で「左側頭葉脳挫傷」と診断され、競技復帰に1年から1年半かかることを明かしていた。 さらに2軍バッテリーコーチの清水将海氏が3軍バッテリーコーチに。3軍バッテリーコーチの細川亨氏が2軍バッテリーコーチへの配置転換も発表。今月12日にコーチングスタッフの組閣がアナウンスとなっていたが、わずか7日での変更となった。 藤川球児新監督のもと2年ぶりセ・リーグ優勝を狙う阪神はニック・ネルソン投手と来季の選手契約を締結したと発表した。背番号は「42」となる。29歳のネルソンは2020年にヤンキースでメジャーデビュー。フィリーズへ移籍した2022年には47試合登板(2先発)し、3勝2敗1セーブ、3ホールド、防御率4.85をマークした。今季は4試合登板にとどまり、オフにFAとなっていた。通算74試合登板、5勝4敗1セーブ、4ホールド、防御率5.20だった。
Full-Count編集部