関東一が9年ぶり4強、高橋が先制ソロ「何か変えなければと」、8回無失点の畠中「勝利に導く投球を」【24年・夏甲子園】
<第106回全国高校野球選手権大会:関東一2ー1東海大相模>◇19日◇準々決勝◇甲子園 【動画】夏の甲子園を制すのはあの高校だ!現地記者が準々決勝以降の戦いを徹底解説! 関東一(東東京)が東海大相模(神奈川)との接戦を制し、2015年以来、9年ぶりの4強。その9年前の準決勝で敗れた東海大相模にリベンジして、2度目の4強入りを果たした。 0対0で迎えた7回、先頭打者のプロ注目・高橋 徹平内野手(3年)が左翼越えの先制ソロを放った。「打ったのは変化球でうまく反応ができた。良い投手でしたし、何か変えなければと思ってバットを短く持って反応ができた」。初球のチェンジアップを積極的にスイングして、高校通算60発のポテンシャルを見せつけた。 センバツで見せることができなかった自慢の長打力を発揮。ライバルでもあるプロ注目の東海大相模エース・藤田 琉生投手(3年)から、甲子園初アーチを放ってチームを勝利に導いた。 投げては先発の畠中 鉄心投手(3年)が8回まで無失点。「ここまでの2試合は、チームに助けてもらってばかりの試合でしたので、今度は自分が勝ちに導く投球をできればと思って試合に臨んだ。今日はそれができた」。9回にピンチを招くが、2番手で登板した坂井 遼投手(3年)が切り抜けて逃げ切った。 21日の準決勝では第1試合に組み込まれた。