ノリス、1周のみのアタックを成功させてポールを獲得「こういうチャレンジは楽しくて好き。興奮するよね」/F1第18戦
2024年F1シンガポールGPの予選で、マクラーレンのランド・ノリスはキャリア6回目のポールポジションを獲得した。 【写真】2024年F1第18戦シンガポールGP ポールポジションアワードをザ・コアーズから授与されたランド・ノリス(マクラーレン) Q3では他の大部分のドライバーと同様に、最初のアタックラップを走っている途中に、カルロス・サインツ(フェラーリ)のクラッシュによる赤旗が出たことで、そのラップを走り切ることができなかった。ノリスは、セクター1、セクター2と全体ベストのタイムを出していた。 セッション終盤の1周にかけることになったノリスは、トップタイムを記録。2番手のマックス・フェルスタッペン(レッドブル)とのタイム差は0.203秒だった。 ■ランド・ノリス(マクラーレン・フォーミュラ1チーム) FP3 1番手(1分29秒646:ソフトタイヤ/16周) 予選 1番手(Q1=1番手1分30秒002:ソフトタイヤ/Q2=5番手1分30秒007:ソフトタイヤ/Q3=1番手1分29秒525:ソフトタイヤ) 難しい予選だった。ペースを上げるのが簡単ではなく、1周をうまくきめなければならない局面で、少しプレッシャーを感じた。 とはいえ、マシンの感触は良く、週末を通して好調だ。そういう状態の時には、自信を持って走り、必要なラップタイムを出すためにプッシュすることができる。 チームの皆がハードワークをしてくれた。彼らへの感謝を示すためにやるべきことがあり、その仕事を成し遂げることができた。明日何ができるか楽しみだよ。 (予選後のインタビューで、Q3で1ラップのみのチャンスしかなかったことについて聞かれ)そういうのが好きなんだ。心拍数が上がって、すごく楽しい。赤旗前ほど良いラップではなかったから、もう少し速いタイムを出す余地があったね。 [オートスポーツweb 2024年09月22日]