シリア反政府勢力ハマを制圧 政府軍は雪崩を打って敗走
ハマ、シリア、12月6日 (AP) ― シリア反政府勢力は12月5日、中部の要衝ハマで政府軍の防衛戦を突破、アサド政権にとって大きな痛手となったことは間違いない。 11月27日に同国北西部のアレッポを占領したサラフィー・ジハード主義の反政府武装組織「タハリール・アル・シャーム」は、3日間にわたる政府軍との激戦を制して、主要幹線道路上のハマを支配下に置いた。 シリア軍は、市民の命を守るため、ハマから再配置し、市外に布陣したと発表した。 ハマはシリア内戦で数少ない政府軍支配下の町だったが、ハマからは、約50キロ南のシリア第3の都市ホムズを経て首都ダマスカスまでは200キロ足らずだ。 (日本語翻訳・編集 アフロ)