世界1位シナー 全豪OP連覇へ意気込み「最善尽くす」<男子テニス>
全豪オープン
男子テニスで世界ランク1位のJ・シナー(イタリア)は10日、全豪オープン(オーストラリア/メルボルン、ハード、グランドスラム)の記者会見に登場し、同大会への意気込みやライバルである同3位のC・アルカラス(スペイン)について語った。 【錦織 圭vsモンテイロ 1ポイント速報】 23歳のシナーは昨年、全豪オープン(オーストラリア/メルボルン、ハード、グランドスラム)と全米オープン(アメリカ/ニューヨーク、ハード、グランドスラム)を含む8大会でタイトルを獲得。 これによりシナーは6月には1973年にコンピューターによるランキング制度が導入されて以降、男女を通じて初となるイタリア人としての世界ランク1位を記録。 2025年シーズン最初のグランドスラムに第1シードとして臨むシナーは、昨年とは多くのことが異なると話した。 「(昨年は)本当に多くの“初めて”があった。グランドスラム初優勝だけでなく、デビスカップや最終戦Nitto ATPファイナルズ(イタリア/トリノ、室内ハード)の優勝なども含めてね。23歳という年齢では、時に正しい選択が何か分からないこともある。昨年から多くを学んだよ。今年はコート外でもさらに良くしていきたい」 またこの会見でシナーは、今最も注目される対決の1つである21歳のアルカラスとのライバル関係についても言及した。 「彼(アルカラス)との対戦は多くの人が観たい試合だから、特別な緊張感がある。ただ、まずはそのステージにたどり着くことが非常に難しい。お互いがベストを尽くすと、試合の質は非常に高くなる。僕たちは最善を尽くし、観客が楽しんでくれることを願っているよ」 なお両者が対戦するには決勝まで勝ち進む必要がある。