磐城で卒業試合 後輩らにエール /福島
<センバツ高校野球> 第92回選抜高校野球大会(毎日新聞社、日本高校野球連盟主催)に21世紀枠で出場する磐城は1日、いわき市平の同校で3年生の卒業試合を行った。 【動画】センバツ出場校、秋季大会熱闘の軌跡 午前の卒業式後、1、2年生が3年生に感謝の気持ちを込めて応援歌と太鼓を使ったパフォーマンスを披露し、一人一人を胴上げした。午後の卒業試合(七回まで)は3年生対1、2年生。3年生17人は久しぶりに伝統のコバルトブルーのユニホームを着てグラウンドに集合し、センバツを控えた在校生チームに7―4で勝利した。 昨夏まで主将を務めた遠藤民生さん(3年)は「体が思うように動かない部分もあったが最後に17人が集まれてよかった。楽しかったのひと言に尽きます」と話し、甲子園に向かう後輩には「相手のペースにのみ込まれず、自分たちのプレーをしてほしい」とエールを送った。【磯貝映奈】