<灰仭巫覡>大暮維人の最新作 1巻が発売後即重版 「今自分にできる最上級のものを」
「エア・ギア」「天上天下」などで知られるマンガ家の大暮維人さんの最新作「灰仭巫覡(カイジンフゲキ)」のコミックス第1巻が8月16日に発売され、好評を受けて重版されることが明らかになった。同作は、5月29日発売の「週刊少年マガジン」(講談社)第26号で連載を開始し、X(ツイッター)でトレンド入りするなど話題になった。 【写真特集】大暮維人 話題の新連載「灰仭巫覡」とは? 第1話冒頭ページ公開 超イケメンキャラも!
第1巻の重版決定を受け、大暮さんは「マンガがあふれているこの時代に、わざわざ手に取ってもらえたということはとても特別なことのように感じます。自分の実力不足や業界の慣例で描きたくても描けなかったものがたくさんあって、それはいつの間にか自分と作品を窮屈に縛りつけていたような気がしていました。『灰仭巫覡』は、そんな枷(かせ)を少しだけ緩めて、『若かった頃の自分の体験』や『自分が憧れていた作品』や『描きたかった物語』を少しずつ思い出しながら描いています。タイトルが読みづらいと言われがちですが『カイジンフゲキ』と読みます。覚えていただけたら幸いです! 今自分にできる最上級のものを出していければと思いますので、よろしくお願いいたします!!」とコメントを寄せている。
「灰仭巫覡」は、大暮さんのオリジナルの新連載となるファンタジー巨編。かつて天災と呼ばれた“夜”が襲来する世界を舞台に、少年、少女たちが神々の力を借りるため、夜の怒りを鎮めるため、この世界を救うためにただひたすら舞う……というストーリー。