「髪のボリューム減少や前髪のペラペラ感は、一体どこまで進行するの?」薄毛になりやすい人・ならない人の違いを美容師に聞いてみました!
しわやたるみが目立つのは実は細毛や薄毛が原因かも!?
髪のボリュームが減り出すと、顔の印象も違ってみえるものです。スタイリングがうまくいけば華やかな印象になるけれど、トップがペタンとすると、顔まで地味見えに。 「髪痩せをそのまま放置すると、うねりが強くなるなど髪の歪みが気になり出します。顔まわりのスタイルが整わず顔全体がボヤッと見えてしまうし、顔のしみやしわも目立ちやすくなります。また、トップのボリュームが減ってくるとヘアシルエットの重心が下がってしまうため、輪郭も自ずとたるんだ印象になります。 印象をよくするためにも、日々の頭皮ケアで頭皮そのものを引き締めること、生えてくる毛髪に栄養を与えることがとても大切。実際、私のお客様は20年以上通う方が大半ですが、地道に頭皮ケアをされてきた方は、同世代の方より髪が健康です。そのため50代、60代でも、まだまだヘアデザインを楽しむ余裕がありますね」(MARBOHさん)
髪痩せが気になる人にはどんな髪型が扱いやすい?
頭皮ケアを始めることがマストであるものの、直ちに変化が出るわけではありません。ケアを継続しつつ、痩せた髪でもボリュームコントロールしやすいヘアスタイルはあるのでしょうか? 「レングスが長いと重力で引っ張られてしまうため、どうしても根元の立ち上がりはつきにくいです。手っ取り早いのはショートやマッシュベースのボブスタイルです。ボブがとても流行っていますが、スクエア型にするとトップやサイドのバランスが悪く見える方は、マッシュベースでデザインすると頭の形がとてもよく見えます。 また、ミディやセミロングの場合、表面に軽さをつけることが基本ですが、最もラクなのはパーマスタイル。根元だけのパーマもあるので、ぜひ挑戦してほしいですね。あと、生え際が薄くなってきた方は、前髪を作ったほうが顔立ちに華やかさが復活しますよ。いずれにせよ、大人世代の髪を多く扱う、経験豊富な美容師さんにお願いすることも早期解決の近道ですね」(MARBOHさん) 撮影/古谷利幸 モデル/木下あゆ美、木庭弥生 取材・文/小澤佐知子 構成/國見香
小澤 佐知子
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