「正直、人生終わったなと」頚髄損傷の大ケガ負った競輪選手が懸命なリハビリ経て奇跡の復帰
弥彦競輪のミッドナイト「チャリロト杯(F2)」が3日に開幕。4RのA級予選に出場する野口修平(36歳・神奈川=105期)に話を聞いた。 6月の豊橋初日に落車した野口修平は、そこで「頚髄損傷」の大ケガを負ってしまった。 「下半身がマヒしてしまって、20分くらいは首から下が全く動かせなかった。神経もやられてしまい、人生、終わったなって正直思いました」 私生活にも影響が及びそうな大ケガだったが、懸命なリハビリを経て奇跡的に選手として戻ってくることができた。 「こうやって走れるだけありがたいです。2週間くらい練習はやったけど、走りながら戻していくしかないと思っています。またゼロからスタートして一歩ずつ進んでいけたら」と結んだ。(netkeirin特派員)