高速レースで早くも悲劇 異例2区→3区で繰り上げスタート発生 全員フルタイム勤務の武田薬品が約10秒及ばず SNSも「早すぎるよ」
「全日本実業団駅伝」(1日、群馬県庁発着=7区間100キロ) 新春恒例のニューイヤー駅伝が開催された。序盤から激しい首位争いが繰り広げられた中で、早くも2区と3区を繋ぐ中継所で、繰り上げスタートが発生する事態となった。 【動画】伊勢崎中継所で早くも悲劇 超高速の2区→3区のたすきリレー 全員がフルタイム勤務をしながら活動しているという37位の武田薬品がトップ通過から10分に迫っても中継所に姿をみせず、3区の橋本がスタート。その直後に2区の元永が中継所に駆け込んできたが、約10秒及ばなかった。 SNSでは「3区でタスキが繋がらなかったか」、「3区で繰り上げは早すぎるよ」、「無念」との声が寄せられていた。 集合練習も月に1、2回という環境の中で予選を突破してたどり着いた夢舞台。無念の結果となったが、最後はトップから20分53秒後にゴールに飛び込んだ。