ドジャース・大谷翔平、25年の野望「WS連覇したいというのが一番」 伝説の24年はもう過去「ピークをどれだけ維持、向上していけるか」
「野球選手としてのピークを迎える。または今もそこにいると思っている。それをどれだけ維持、向上していけるか。同時にパフォーマンスが低下してくる先も見据えながら、取り組まないといけない。考えたくないことも考えなければいけない。そこを見据えながらやる必要がある」
止まることなく、登り続けてきた旅路の山頂が見えてきた。その先で必ず通過する年齢の壁にも向き合うつもりだ。
世界的な野球普及への思いも秘めている。26年ワールド・ベースボール・クラシック(WBC)、28年ロサンゼルス五輪は普及地域を拡大する希少な機会。既に大谷は日本代表として出場意欲を示し、球界アンバサダーとしての自覚もある。
「現役のときにやるべきことは、グラウンドで自分のパフォーマンスがどれだけ高いレベルで発揮できるかどうか。ひいては(普及に)貢献することということにつながる。まずはグラウンドで集中することが一番だと思います」
これまでも異次元のプレーを示してきた大谷。2025年シーズンの開幕は、3月18日のカブス戦(東京ドーム)。積み上げてきた努力を結集し、残りの野球人生を邁進(まいしん)する。