三重の有効求人倍率1.13倍で2カ月ぶりに前月下回る 長引く物価高騰や人件費上昇で求人数減少
前の月を0.02ポイント下回った有効求人倍率(三重テレビ放送)
11月の三重県内の有効求人倍率は1.13倍となり、2カ月ぶりに前の月を下回りました。 三重労働局の発表によりますと、11月は有効求職者が増加した一方、有効求人数が減少したため、県内の有効求人倍率は前の月を0.02ポイント下回り、1.13倍となりました。 県内の有効求人倍率が前の月を下回るのは、2カ月ぶりとなります。 また、新規の求人は18業種中、14の業種で前の年の同じ月を下回りました。 三重労働局によりますと、全ての業種で人手不足感が広がっているものの、長引く物価高騰や人件費の上昇で求人数が減少した産業が多かったということです。 県内の雇用情勢については「求人が求職を上回って推移しているものの、求人の動きには足踏みが見られ改善の動きに弱さが見られる」としています。