ドジャース・ロバーツ監督「話せない」佐々木朗希の質問に口つぐむ 日本選手から見た球団魅力は力説
ドジャースのデーブ・ロバーツ監督(52)が9日(日本時間10日)、ウインターミーティングが行われているテキサス州ダラスの会場で取材対応。ロッテからポスティングシステムを使ってメジャー移籍を目指す佐々木朗希投手(23)について頑なに口をつぐんだ。 【写真】侍ジャパンの合宿でダルビッシュから指導を受ける佐々木朗希 日本からもう1人、投手が来ると佐々木のメジャー挑戦についてメディアから問われた指揮官は「彼については何も言えない。聞いたところではとても才能がある」と語るにとどめた。 さらに、佐々木朗希に対する印象については「話せない」とし、そのことは話せないのか?と再度、メディアから質問が及ぶと「話せない」と繰り返し、口をつぐんだ。 ドジャースは野茂英雄をはじめ、石井一久、黒田博樹、ダルビッシュ有と多くの日本選手がプレー。現在も大谷翔平、山本由伸が所属する。日本選手にとって良い着地点になる理由について「スタッフ、マイナーリーグスタッフ、トレーニングスタッフ、フロントオフィス、野球運営サイドに日本語を話せるインフラがあると思う。我々はそれを本当にカバーしている。日本との関係も良好だ」とした。 続けて「私たちはこの30年間、日本人選手と多くの関係を築いてきました。ロサンゼルスの話をするのは当然だが、ロサンゼルスにはリトル東京がある。アジア人、特に日本人のコミュニティはとても充実している。気候は、北海道や北日本ではなく、東京や南下した西海岸が日本に近いことを助長していると思う。また、ファンも多い。来日する選手たちは勝ちたいと思っていると思う。私たちは今、そして長い間、勝つために作られていると思う」と球団が日本の選手にとって過ごしやすい環境にあると語った。