【MLB】 ロッキーズが延長12回の死闘制す レッドソックス4連敗 吉田は1安打含む3出塁
【レッドソックス8ー9×ロッキーズ】@クアーズ・フィールド
日本時間7月23日、ロッキーズが延長に及ぶシーソーゲームを制し、レッドソックスとの3連戦の初戦を取った。2点を勝ち越されて迎えた10回、ロッキーズはサム・ヒリアードの同点2ランで試合を振り出しに。そして、再び1点ビハインドで迎えた12回裏にもすぐさまタイムリーで同点に追いつき、今度はエゼキエル・トバーがサヨナラ打を放って9対8でサヨナラ勝ちを決めた。11回から登板したロッキーズのジャスティン・ローレンスが3勝目(3敗)。レッドソックスの6番手ベイリー・ホーンに1敗目が付いた。レッドソックスの吉田正尚は1安打2四死球だった。 【動画】ロッキーズ・トバーのサヨナラ打(MLB.comより) ロッキーズは3回、1番チャーリー・ブラックモンの7号2ラン、ブレントン・ドイルとマイケル・トーリアの若き3・4番コンビがタイムリー二塁打とタイムリーを放ち、4点を先制。しかし、5回にレッドソックスは9番ジェイミー・ウエストブルックに2号3ラン、2番ロブ・レフスナイダーにタイムリーが飛び出して同点に。7回、ロッキーズは7番ジェイコブ・スターリングのタイムリー二塁打で勝ち越したが、レッドソックスもすぐさま呼応。直後の8回に3番コナー・ウォンが9号同点ソロを放ち、試合は延長戦にもつれ込んだ。 タイブレークの10回、レッドソックスは代打ドム・スミスのタイムリー二塁打と犠牲フライで2点を勝ち越し。しかし、ロッキーズも8番サム・ヒリアードの3号2ランですぐさま同点に。12回、レッドソックスはウィルヤー・アブレイユのタイムリーで待望の勝ち越し点が入る。レッドソックスは逃げ切りを図ったものの、ロッキーズは6番ジェイク・ケイブのタイムリーですかさず同点。さらに犠打と2つの敬遠で満塁のチャンスを作り、2番エゼキエル・トバーがセンター前にタイムリー。9対8で12回に及ぶ長い試合を終わらせた。 レッドソックスの吉田正尚は「6番・DH」でスタメン出場。第1打席はセンターライナー、第2打席は空振り三振、第3打席は四球、第4打席はチャンスを広げるレフト前ヒット、11回の第5打席は死球だった。吉田は3打数1安打で今日を終え、今季成績は打率.261、OPS.701に上がっている。