サウナブームの進化系。ととのえ親方も感激した、こだわりの“個宅サウナ”3選
大人になって何かにハマったり、何かを習うことは、刺激的で日常を鮮やかに彩るもの。もしかしたら生き方がガラッと変わるかもしれない! これから始めたい趣味、嗜みを、その道のプロから最上&最新の品とともに教わる。今回は「サウナ」を学ぶ。 【写真8点】こだわりの“個宅サウナ”3選
人を招くための多彩な個宅サウナが面白い
ブームから当たり前のカルチャーとして定着したサウナ。今、外で楽しむだけではなく、自宅や別荘に自分だけのサウナをつくる人が増えているという。この新たな流れをあと押しするのが、ととのえ親方ことプロサウナーの松尾大氏。サウナにまつわるさまざまな活動のひとつとして、個人宅や別荘のサウナ、通称“個宅サウナ”のプロデュースも手がけている。 松尾氏は個宅サウナの魅力について、コミュニケーションツールとして強いと話す。 「誰かの自宅や別荘に遊びに行った時に、バーベキューだけするのか、一緒にサウナに入って水風呂に浸かってからバーベキューをするのかでは、親密になる速度がまったく違います。サウナのあとの乾杯は、ともにトライアスロンのレースに出場してゴールしたあとくらいの一体感を味わえるんです」 また、サウナはお風呂とは似て非なるものだ。 「誰かの自宅や別荘に集まった時に、みんなでお風呂に入りましょう、とはならないじゃないですか。でもサウナであれば、同性同士のみならず、男女関係なくみんなで入ることもできます。このような楽しみ方はお風呂では味わえないと思うし、そこが僕がサウナを好きなところでもありますね」 だからこそ、今、サウナにハマった人たちが、自宅や別荘に自分が理想とするサウナを続々とつくっている。絶景を望むロケーションやクールなデザインなど多彩。当然サウナだって本格的だ。 「ロウリュウができるのは当たり前で、オリジナルのバスタオルやスリッパを揃えて、人気のサウナ施設やホテルのような演出をしている人もいますし、皆さん、いろいろとこだわっていて面白いです」 自宅や別荘にこだわりのサウナをつくって、仲間と楽しむ。そんな時代が到来しつつある。