急に車の修理費として「50万円」必要に…すぐに「定期預金」の解約はできるものですか?
突然の出費に直面したとき、普通預金に入っている金額だけでは対応できないケースがあります。とくに、車の修理費用のような高額な支払いが必要になった場合、定期預金の解約を検討する方もいるでしょう。 しかし、定期預金はすぐに解約できるのか、解約にはどのような手続きが必要なのかが分からないかもしれません。そこでこの記事では、定期預金の解約について調べてみました。 ▼タンス預金していた現金を銀行に預ける場合、「税金」の支払いは発生するの?
定期預金は中途解約可能
定期預金とは一定期間お金を預けることで、普通預金より高い金利が得られる預金商品です。固定金利型と変動金利型があり、固定金利型の場合は預け入れした時点の金利が満期まで適用され、変動金利型は数ヶ月ごとに金利が変更されます。 どちらの金利型でも元本は保証され、預入期間は通常1ヶ月~10年程度であり、期間が長いほど金利が高くなる傾向があります。 定期預金は、基本的に満期を迎えるまで預金を引き出せません。しかし中途解約をすることで、預金を引き出せるようになります。 中途解約の注意点として、当初の約定金利よりも低い金利(中途解約利率)が適用されます。さらに、解約手続きは普通預金を引き出すより難しく、引き出しにおける自由度の低さがデメリットだといえるでしょう。 ■中途解約の手続き方法 定期預金の中途解約手続きは、窓口、ATM、インターネットバンキングでできます。ただし、一部の金融機関や商品によっては、窓口での手続きが必要です。 窓口で手続きする場合は、金融機関の窓口に直接行き、中途解約の申し出をします。手続きには、本人確認書類(運転免許証など)と通帳(証書)、銀行印を持参しましょう。ATMやインターネットバンキングの場合は、画面の指示に従って解約手続きを行ってください。 インターネットバンキングでは、基本的に24時間対応であり、窓口の営業時間外でも手続きができます。一方、ATMや窓口では営業時間が決まっているので、手続きできる時間を事前に確認しておきましょう。