急に車の修理費として「50万円」必要に…すぐに「定期預金」の解約はできるものですか?
中途解約のデメリットを最小限におさえるには?
定期預金は中途解約すると金利が低下しますが、満期まで解約を待つことで高い金利を保てる商品です。 しかし、定期預金をどうしても中途解約しなければならないことがあるかもしれません。その場合には、「一部解約」という方法があります。一部解約とは全額を解約せず、必要な金額のみを引き出す方法です。ただし、一部解約ができない定期預金や金融機関もあるため、事前に確認しておきましょう。 お金を定期預金に預け入れる場合は、将来の出費に備えて、満期日を分散させて預け入れておくなどの工夫をしておくことをおすすめします。 そのほか、以下のような対策を行うことで、車の修理費用を工面できるでしょう。 ・数ヶ月分の生活費や急な支出に対応する資金を、普通預金として残しておく ・車両保険などに加入する ■定期預金を解約する以外の方法 50万円をすぐに工面するには、定期預金の解約以外にも「クレジットカードの分割払い」「カードローン」「フリーローン」などを利用する方法もあります。 これらを利用することで、定期預金を解約しなくても一時的な支払いをカバーできるでしょう。しかし、利息や手数料がかかる点には注意が必要です。また、家族や友人から借り入れる方法もありますが、返済トラブルが発生した場合は人間関係に影響を与える可能性があります。
定期預金の中途解約は可能だが、金利の面で不利があるため注意が必要
定期預金の中途解約は、インターネットバンキング、ATM、窓口のいずれかですぐにできます。ただし、中途解約は適用される金利の低下などのデメリットもあるため、慎重に検討する必要があります。 支払いに間に合わない場合は、定期預金の一部解約やクレジットカードの分割払い、ローンの利用など、中途解約以外の調達手段も考慮するとよいでしょう。 定期預金を利用する場合は、日頃から急な出費に対応できるよう、複数の口座に資産を分けて運用することを心がけておきましょう。 執筆者:FINANCIAL FIELD編集部 ファイナンシャルプランナー
ファイナンシャルフィールド編集部