経営危機だった17年前のクリスマス 今年の聖夜は東証上場 アルピコホールディングス、再生の軌跡
歴史をつなぐ・中信の「100年企業」アルピコグループ 交通・観光・小売りなど経営多角化=2021年5月25日配信
城下町として発展した商都・松本を中心に、中山道などの旧街道を多くの人、ものが往来した中信地方には、創業100年超の長寿企業が多い。新型コロナが地域経済を揺るがす今。戦争や不況といった数々の危機を乗り越えてきたその歩みと、これからを生き抜く展望を紹介する。初回は、鉄道、バス、タクシーなど交通サービスを幅広く手掛ける他、「デリシア」などスーパーを全県で60店展開し、中南信で6ホテルを運営するアルピコグループ。県内有数の企業グループの出発点は、1920(大正9)年に松本市で創設された筑摩鉄道だ。
アルピコHD、東証スタンダードに上場へ 1100万株を新規公募=2024年11月22日配信
アルピコホールディングス(HD、松本市)は21日、東京証券取引所からスタンダード市場への新規上場が承認されたと発表した。上場予定日は12月25日。上場によって調達した資金を流通、運輸、観光の各事業を強化するための設備投資に充てる他、グループの信用力や知名度を向上させ、人材の確保につなげる狙いがある。