【初場所】照ノ富士が大の里と3勝4敗 初場所出場へ「これからペース上げていければいい」
大相撲初場所(12日初日、東京・両国国技館)を控えた6日、横綱照ノ富士(33=伊勢ヶ浜)が、国技館の相撲教習所で行われた横綱審議委員会(横審)の稽古総見に参加した。 昨年11月の九州場所は両ヒザの古傷や糖尿病の影響で全休。2場所連続の休場から復帰に向けて、この日は大関大の里(24=二所ノ関)を指名し、7番連続で取って3勝4敗だった。 照ノ富士は「今日から稽古を始めた。(大の里は)同じ右四つだし、初日だから変な動きはしたくなかった。体はずっとつくってきたから、動きのいい相手と少し(自分の)動きを確かめた」と振り返った。 その上で「後は感覚を戻すだけだと思う。体重のかけ方とか、そういう細かいところを少し直して、これから(状態を)上げていければ。大関と少し稽古できるようになってきたし、これからペース上げていければいい」と最終調整の展望を語った。 昨年名古屋場所以来の復活Vへ、一人横綱の意地を見せられるか。
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