Sonos初のヘッドホンはデザインも音も良し。だけど少し高いかな
物理ボタンって1周回ってありがたい
これも好き嫌いあるのかな。私が古いタイプなのかもしれませんが、物理ボタンが楽なんです。 物理ボタンの反応、使いやすさって、タッチコントロールではどうしても追いつけないところがあると思います。なので、Sonos Aceの物理ボタン搭載には、拍手したい気持ちです。 電源とBluetooth兼用のボタン。コンテンツキーという音量や曲のスキップができるボタン。そしてノイズコントロールと音声アシスタントを発動するボタン。ボタンほど直感的な使用感ないんですよ! 欲をいえばANC(アクティブ ノイズ キャンセリング)の個別ボタンが欲しかったな。あとはボタンを押した感覚が物足りない。押した感が弱くて、ちゃんと押せてるのかなって思うことがありました。また、押したときにピーとかプーとか、サウンドでのレスポンスがないのもわかりにくいっちゃわかりにくいですよね。
音質には文句なし
Sonosユーザーからしたら当然でしょうが、Sonos Aceは音も良し。明るくて空間を感じるサウンドです。 中域にはたっぷり量感があり、高域は特にエアリー。トレブルのリッチでクリア、シャープな音質は見事です。音楽もポッドキャストもとてもシャープに聴こえて大満足。ただ、重低音好きなら、物足りないと感じる人もいるとは思います。 地下鉄でよくポッドキャストを聴くのですが、ノイキャンが十分に作用して、ホストの声がクリアに聴こえました。ただ、周辺が無音になるほどのノイキャン力はなし。高域と比較すると消しやすい低域=地下鉄音でも、ホーム向こうの電車の音が多少は聴こえました。 アクティブノイキャンをONにすると、地下鉄でもコインランドリーでもスーパーでも十分な静けさで、しっかりと聴きたいものを聴くことができました。ですが、450ドルのヘッドホンのノイキャン機能といわれると、正直物足りなさを感じます。400ドルのソニーのWH-1000XM5の方が、ノイキャン性能はいいですよね。 Sonosいわく、Sonos Aceのバッテリー持ちはノイキャンありで30時間、なしなら+25%。場合に応じてANC付けたり切ったりしながら使っていたところ、30時間弱のところでバッテリー切れとなりました。