大阪・織姫祀る神社に大きな竹笹 七夕に地元住民ら願い込め短冊
願い事が叶いますように━━。きょう7日は七夕。大阪府交野市にある織姫を祀る神社「機物神社」では、大きな竹笹が飾られ、地元住民らが願い事を書いた短冊をつるしていた。 【拡大写真】新型コロナ前は、多くの竹笹と短冊がみられていた
同神社は「七夕発祥の地」などとして知られており、この時期には七夕まつりが30年以上前から行われ、地元のボランティアの人たちが山で切ってきた高さ3メートル以上の竹笹が約40本ほどたてられ、多くの参拝者が短冊をつるす光景がみられている。 しかし、新型コロナウイルスの影響で七夕まつりは中止、例年のような露店の出店も行われていない。しかし、神事は行われ、境内には竹笹が4本設置された。同日夕方になると、学校帰りの子どもらが浴衣姿などで訪れ、それぞれの願い事を短冊に書き、笹につるす光景が多くみられた。
同日午後5時をすぎても竹笹をみあげれば青空が広がり、願い事を書いた小学生の女の子からは「きょうは織姫さん、彦星さんと会えるかなあ?」という声も聞かれた。