「桶狭間の戦い」実は奇襲ではなかった? 織田信長の逆転劇を今川義元と解説
今川義元:休憩していた我々は大混乱に陥りました…。混乱のまま陣は乱れ、まさかの大惨敗。私、今川義元もその場で討ち取られてしまったわけです。無念すぎます…。 織田信長:ワシも勝てる気がしていたわけではないのだけどな! 合戦前には幸若舞の演目のひとつ「敦盛」も舞ったといわれており、「人間五十年、下天のうちを比ぶれば、夢幻の如くなり」という一節から考えれば、死を覚悟していたのかもしれんな…。 【解説】敦盛を舞った 敦盛を舞った信長は、立ったままご飯を食べ、装備を身に着けて出陣したという逸話がある。 今川義元:天候なども含め、運を味方につけた奇跡的な勝利だったのかもしれないですね。シクシク…。しかしながらこの一戦での勝利を契機に、信長は勢力を拡大、天下統一への歩みを進めていくわけですね。 【著者プロフィール】 スエヒロ 京都出身。エンジニアとして働いたのち、ウェブ編集者に転身。大手ニュースメディアで編集業に携わる傍ら、歴史上の偉人や出来事と「現代あるある」をミックスした歴史パロディ画像を制作し、ネットに投稿している。NHKのSF時代劇『土方のスマホ』『光秀のスマホ』『義経のスマホ』制作協力。Twitter(現X、ID:@numrock)のフォロワー数は13万人を超える。
スエヒロ