2つのマッチポイントを凌いだルースブオリがチョリッチに逆転勝利で2回戦へ [ATPワシントンDC/テニス]
2つのマッチポイントを凌いだルースブオリがチョリッチに逆転勝利で2回戦へ [ATPワシントンDC/テニス]
ATPツアー公式戦「ムバダラ・シティDCオープン」(ATP500/アメリカ・ワシントンDC/7月29日~8月4日/賞金総額227万1715ドル/ハードコート)の男子シングルス1回戦で、エミル・ルースブオリ(フィンランド)がボルナ・チョリッチ(クロアチア)に6-7(4) 7-6(8) 6-4で逆転勝利をおさめた。 ~ムバダラ・シティDCオープンで2つのマッチポイントを凌いだ末に初戦を突破したルースブオリ選手~ すべてサービスキープでタイブレークの末にセットを分け合ったあとルースブオリは第3セット2-2から唯一のブレークに成功し、サービング・フォー・ザ・マッチで迎えた最初のマッチポイントをものにして2時間58分で試合を締めくくった。 試合を通して21本のサービスエースを決めたチョリッチは第2セットのタイブレークで2度マッチポイントを握っていたが、いずれもルースブオリがサービスからポイントのポイントで危機を回避した。 ルースブオリは次のラウンドで、第9シードのジョバンニ・エムペシ ペリカール(フランス)と対戦する。シード勢は初戦がBYEで免除されており、2回戦からの登場となる。 この日プレーした地元アメリカ勢は同士討ち1試合を含めワイルドカード(主催者推薦枠)で出場したJ.J.ウルフ(アメリカ)とライリー・オペルカ(アメリカ)が2回戦に駒を進めたが、マッケンジー・マクドナルド(アメリカ)と予選勝者のマキシム・クレッシー(アメリカ)は敗れた。 ダニエル エライ・ガラン(コロンビア)がクレッシーを6-4 6-3で退け、予選勝者のマッティア・ベルッチ(イタリア)はマクドナルドに7-6(4) 7-6(3)で競り勝った。 そのほかの試合ではクリストファー・オコネル(オーストラリア)、ダビド・ゴファン(ベルギー)、クリスチャン・ガリン(チリ)、ワイルドカードを得て参戦したデニス・シャポバロフ(カナダ)、予選勝者のホン・ソンチャン(韓国)が初戦を突破した。
テニスマガジン編集部