夜の7つの代謝アップ習慣で、疲労回復、睡眠の質もアップ。
5.寝具選びは寝返りと青色がキーワード。
「ぐっすり眠って代謝を上げるために、寝具は重要。特にパジャマや枕、マットレスは睡眠の質を左右します」(友野さん)。 鍵は寝返りのしやすさ。「寝返り=就寝時の体をほぐして血液循環を促すなど、体に大切な役割が。寝返りが気持ちよくできるよう工夫された製品を選ぶのも手」。 また、睡眠には色も大切な要素。「青は血圧や心拍を落ち着かせる作用があり、快眠に誘う色」。寝具や寝室のインテリアに効果的に取り入れよう。
6.寝る1時間前に照明の明るさを調節する。
「照明の調節も、快眠のための絶対条件。就寝1時間前には部屋の照明をやや暗めに、暖色系の光に切り替えましょう。調光できない場合は間接照明やキャンドルを利用しても」(友野さん)。 なぜなら寝る直前まで白色蛍光灯などの強い光を浴びていると、睡眠ホルモンのメラトニンが抑制されてしまうから。 「スマホ画面から発せられるブルーライトも同様。脳が覚醒して寝つきが悪くなるので、就寝前の使用は控えて」
冷房は一晩中、 体感温度27度に。
夏の安眠の敵・暑さによる寝苦しさは、エアコンのかけ方で調整。 「タイマーを設定している人も多いと思いますが、以前より暑さが厳しい今は熱中症予防のためにも、エアコンは一晩中かけることを推奨しています」(友野さん)。 室温は28度を超えると寝苦しくなるので、27度を目安に。 「冷気は下にたまりやすいので、寝ている場所の脇に温湿度計を置いて調整を。室温を均一に保つためにサーキュレーターや扇風機を併用するのもいい方法です」