ママ友がフルタイムで働いた方が「130万円の壁」を守るよりも長期目線でメリットが多いと言っています。結局どうなのでしょうか?
130万円の壁は超えるべき?
一般的に注目されるのは、第3号被保険者に加入できるボーダーの130万円です。年収が130万円を超えると毎月3万円程度の支払い義務が生じるため、少なくとも3万円×12カ月分をプラスした166万円は稼がなければ損をしてしまいます。 しかし、誰もが毎日フルタイムで働けるわけではありません。とくに未就学児や介護する両親がいる家庭であれば、夫婦ともに正社員で働くことが難しいケースもあるでしょう。 そもそも扶養とは、自立して生きていくのが難しい人を対象とした支援制度です。扶養から外れることは「自身で十分な収入を確保できること」を意味するため、無理に収入の壁を越える必要はないでしょう。
収入を130万円以内に抑えると税金以外のメリットもある
年収が103万円、130万円、201万円を超えるごとにメリットを失うため、十分な収入が見込めるまでは無理に稼がなくてもいいでしょう。 出典 国税庁 No.1191 配偶者控除 執筆者:FINANCIAL FIELD編集部 ファイナンシャルプランナー
ファイナンシャルフィールド編集部