「好きな色?人気の色?どちらを選ぶ?」ここ5年で売れている車の色ベスト3
クルマを購入するとき、悩むポイントのひとつであるボディカラー。「こっちの色もいいけど、このほうが無難かな」と、そうそう買い替えできないクルマであるだけに、いいと思うカラーを選ぶことが難しい、というのがまた、悩む要因のひとつになりますよね。 今思えば、かなりの名車!FR軽スポーツ「スズキカプチーノ」復活か!? では、ほかの人はどんなボディカラーを選んでいるのか。国土交通省の協力機関である自動車検査登録情報協会の統計データ過去5年の動向から、ボディカラーの人気ベスト3をご紹介しましょう。
■日本人が好む車のカラーは、ホワイトとシルバー/グレー、そしてブラック
カッコいいスポーツカーが登場する漫画やアニメなどを見ていると、赤や黄、青、白黒パンダなど、様々なボディカラーの車が登場しています。「真っ赤なポルシェ」のように有名な歌のフレーズもありますよね。 そんなクルマのボディカラーについては、一般財団法人 自動車検査登録情報協会が発表している「乗用車の塗色別保有台数」によると、令和5年(2023)年における一番人気のボディカラーは「ホワイト」で全体の約48.5%。2位は「灰(グレー/シルバー)」で、全体の約17.1%、3位は「ブラック」で、全体の約17.0%、という結果でした。
2位と3位の差はほぼありませんが、1位のホワイトは断トツで多く、日本で選ばれるクルマの約2台に1台がホワイトを選んでいるということです。このホワイトには「ソリッドホワイト」のほか、キラキラしたラメが入っている「パールホワイト」なども含まれています。ちなみに4位以降は、「ブルー」(約6.5%)、5位「レッド」(約4.9%)、6位「ブラウン」(約2.1%)、7位「グリーン」(約1.4%)、8位「パープル」(約1.2%)、9位「イエロー」(約0.8%)、10位「オレンジ」(約0.4%)、という統計結果でした。
また、小型乗用車(いわゆる5ナンバー)と普通乗用車に統計データを分けてみてみると、小型乗用車では1位がホワイト(約45.3%)、2位はグレー/シルバー(約19.4%)、3位はブラック(約12.5%)という状況であるのに対し、普通乗用車は、1位がホワイト(約51.3%)であることは変わらないものの、2位はブラック(約21.0%)、3位がグレー/シルバー(約15.0%)と、2位と3位の結果が入れ替わる結果となっています。 小型乗用車を選ぶ人が、ブラックよりもグレー/シルバーを好む直接的な理由は定かではありませんが、シルバーはレンタカー向けなどによく選ばれやすいボディカラーであることが影響しているかもしれませんね。