河村勇輝の英語は「正しくなかったりする」 それでも同僚が絶賛するワケ「それがユウキだ」
日本人4人目のNBA選手
米プロバスケットボール(NBA)のグリズリーズの河村勇輝は30日(日本時間31日)、本拠地ネッツ戦に途中出場。得点はならず、チームも106-119で敗れた。チーム加入当初から積極的にチームに溶け込もうとしてきた河村。米地元紙は、エースのジャ・モラントをはじめチームメートたちから信頼を集める河村の姿を伝えている。 【画像】「全ての期待に応えている」 米司会者を魅了した河村勇輝の英語の投稿 米テネシー州地元紙「コマーシャル・アピール」は、「急激に深まるユウキ・カワムラとジャ・モラントの友情」という見出しの記事内で、チームメートたちの河村への評価を紹介。その中でモラントは、「彼はチームに明るさと喜びをもたらしている」と絶賛している。 河村とモラントの関係については日本でも度々話題となってきた。モラントが河村からもらった日本のグミのお菓子「ポイフル」を気に入り自身のインスタグラムで紹介するなど、開幕前から2人は交流を重ねてきた。そんな2人の関係を、同僚のブランドン・クラークは「彼らを見るのは面白い。仲が良いようだね」と語っている。 一方スペイン代表のサンティ・アルダマは、「彼は英語をほとんど話せないけれど、チームにはすでに溶け込んでいる。同じく英語が第二言語の身として、それがどれだけ大変なことなのかは理解できるよ」と、言語の壁がある中での河村の適応力を絶賛。モラントも「彼は多くの言葉を学んでいて、それを口にするんだけど、正しい使い方でなかったりするんだ。でもそれがユウキなんだ」と語った。 「彼が心地よくいられるように努めているよ。彼自身でいられるようにね」と河村へのサポートを口にしたモラント。チームメートからの後押しを背に、更なる活躍を目指す。
THE ANSWER編集部