「全然片付かないキッチン」が激変! プロが教える“物で溢れるキッチン”をスッキリさせる整頓術
定位置(収納場所)を決める
適正量を見直した後は、モノの位置の見直しをしてください。 定位置で大切なことは「使いたいモノを使いたい場所に置く」ことです。これができていれば生活はとてもラクになり、時短にもなるのですが、意外とできていないことが多いです。 ・使用頻度の高いモノが出しっぱなしになっている ・使用頻度の低いモノが使いやすい場所に混ざっている これが当てはまっている人は収納場所を見直してください。 よく使うモノにこそ一番使いやすい場所(特等席)を与えてしまうようにしてください。月に1回、年に1回レベルのものは、使いづらいところにしましょう。 私はラップの位置を見直して変えてみたのですが、それだけでも無駄な動作がなくなり数秒の時短になりました。 あらゆるモノの定位置を見直して毎日5分時短することができたら、5分×365日=1825分、1年で約30時間の時短に。そこから先何十年と人生が続くことを考えると、かなりの時間を生み出すことになりますよね。 定位置を決めることに関しては、捨てる部のメンバーからこんなアウトプットがありました。 ・Eさん 【鍋、フライパンの定位置について】 「コンロ横の下2段の収納です。使用頻度が少ない揚げ物用の鍋は別の場所に置いたこと、捨て活で鍋の数を減らし余白が生まれたことで、普段出しっぱなしになっていた鍋が収納できました。買った当初は、ほぼ毎日使うし、出しっぱなしで良いと判断していたのですが、ただ片付ける場所がなかったから出していたことに気付きました。 手前の特等席に置いたことで、今までの場所(作業台の奥だったので、よっこいしょと持ちあげてました)よりも確実に作業効率UPしました」 次回は、スッキリさせたキッチンを維持させるコツを、衝撃のビフォーアフターとともにご紹介します。
【Profile】ありママ(@arima1987_home)
7歳、5歳姉妹のママ。大学卒業後、東京都内の中学校教師を4年、地方の中学校教師として8年間の計12年間勤務。 出産後、子育てでモノが増え、一気に汚部屋の住人に。育休明け仕事復帰をしたが、モノの多さとタスクの多さに疲れ果てて、捨て活を開始。片付ける過程や片付けて気づいたことをインスタで発信、2023年退職し、フリーランスに。整理収納アドバイザー1級、クリンネスト1級取得。