【阪神】西勇輝と梅野隆太郎、来季は「スガコバ」に続く最優秀バッテリーへ!「あれは理想」西勇
スガコバの次はニシウメだ! 阪神西勇輝投手(34)と梅野隆太郎捕手(33)が来季のセ・リーグ最優秀バッテリー賞を狙う。7日、大阪・吹田市の「ららぽーとEXPOCITY」で「ヒュンメルスペシャルトークショー」に参加。今季は巨人菅野、小林の35歳同学年コンビが同賞を獲得したことが、年下の2人には大きな刺激となった。 西勇 あれは理想。本当にかっこいい。あの賞を2人でかみしめていると思うとうらやましい。 阪神ではチーム最年長の西勇と、1学年下で野手最年長の梅野。今季は登板した21試合中、19試合で先発バッテリーを組み、6勝6敗だった。20年には11勝も挙げた名コンビ。ともに巻き返しを狙う来季に向け、同世代「スガコバ」の躍進は分かりやすい道しるべになる。22年に青柳と同賞獲得経験のある梅野は「そういう良い賞は誰とでも目指したい。勝ち負けじゃなくトータルで評価されることだから」と力を込めた。 西勇にとって、菅野は19年まで4年連続でハワイ自主トレをともにした先輩。今季の3試合を含めて通算6試合投げ合ったが、1度も白星を挙げられていない目標の存在だ。前年4勝から15勝で今季最多勝と、復活した師匠の姿は、自身の心にも火をつけた。 西勇 自分の中でできなかったことが菅野さんもあっただろうし、昨年も一昨年も思うようにいっていないように見えた。その中で、あの歳であれだけできるのはすごい。それを支えた小林さんもすごい。僕らも30代中盤でどれだけ必要とされて花を咲かせられるか。僕ら次第。 仮に来季「ニシウメ」コンビが同賞を受賞すれば、同シーズンの満年齢合計69歳は、球界歴代3位の高齢ペアとなる。虎のベテランバッテリーの挑戦が楽しみだ。【波部俊之介】