あなたは「ねっとり派」?「ほくほく派」?全国で大注目「北海道産サツマイモ」生産量急増のワケ
『由栗いも』? (購入した人)「実は去年も並んだが食べられなくて、今年は早めに来て食べようって友達と約束して」
『由栗いも』とは??飛ぶように売れるそのワケ「ゆっくり」がキーワード!
(山﨑記者)「蜜のような甘さが口いっぱいに広がります。食感はねっとりしていますが、お芋のホクホク感も感じます」 飛ぶように売れる「由栗イモ」。
生産者の川端祐平さんも、焼く手を休める暇もありません。 (川端祐平さん)「本当にありがたい。こんなにも焼き芋を買ってもらえると実感」 川端さんは、サツマイモを地元・由仁町の特産品にしようと、5年前から隣の栗山町の若手農家とグループを結成。
2つの町の頭文字から「由栗いも」と名付けました。 ただ単純に2つのマチの名前を組み合わせただけではありません。 そのワケがここにー
(川端祐平さん)「掘った直後は美味しくないが、保管していくにつれて糖度が上がっていくので、だいたい室温15℃前後・湿度85%前後で10月から3月まで保管する。夜の気温が低いのでゆっくり育つから由栗いもと名付けました」
(川端祐平さん)「北海道は昔は寒くてとれなかったんですけど、気温が年々上がってきているので、サツマイモが収穫できるようになった」 由栗イモも栽培当初・7年前の200倍近くまで2024年の収穫量は伸びているといいます。 (川端祐平さん)「サツマイモはスイーツにも調理にもいろいろなものに使えるので、サツマイモの商品や加工品を増やして、いろいろなところに販売できる仕組みを作っていきたい」
そう!栗山町の老舗「谷田製菓のきびだんご」! このきびだんごに「由栗いも」を使い…
その名も『畑のキャラメル』を開発! (谷田製菓 谷田進太郎社長)「デザイナーさんが食べたところ、キャラメルのような感じがするということで、キャラメルという名前を付けたらいいんじゃないかと。ネーミングもユニークに畑のキャラメルと」